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  • フラワーエビとは?エビフライに天ぷらに大活躍の高級エビ!

フラワーエビとは?


目次

■実は高級エビクルマエビの仲間!

■日本に流通しているのはなんと天然のみ!

■都内の高級天ぷら店で認められる味と食感!

■【豊洲のエビ専門仲卸『丸定』に聞いた!】

■フラワーエビのサイズについて

■めだか水産で販売しているフラワーエビは再冷凍可能です!





フラワーエビ

めだか水産でもご好評で販売しているフラワーエビ。フラワーエビ、フラワーえび、または単にフラワーとも呼ばれています。このページでは、みなさんがあまりご存知ないフラワーエビの解説をしていきます。


フラワーエビとは1:実は高級エビクルマエビの仲間!

最近エビを召し上がった記憶はありますか?お正月やお祝いの日にはエビは欠かせない食材のひとつといえるかもしれませんね。特に、お寿司屋さんでいただくような生のクルマエビなんて、数か月に一度食べるか食べないかくらいなのではないでしょうか?実はフラワーエビはそんなみなさんがご存知の高級エビクルマエビの仲間。生物学的な分類では節足動物門(せっそくどうぶつもん) 甲殻亜門(こうかくあもん)軟甲綱(なんこうこう) 十脚目(じっきゃくもく=エビ目) クルマエビ科、というのがフラワーエビの属している分類になります。クルマエビもこのクルマエビ科に属しています。クルマエビとフラワーエビの違いはライオンとトラくらいの違いかなと思います。ですからもちろん味も近いのですが、豊洲の仲卸さんはその微妙な味や食感の違いから、フラワーエビをおすすめするお客様とクルマエビをおすすめするお客様を分けたりなど、やはりプロはその味の違いもよくわかるものなのです。また、クルマエビは生・活きた状態で流通することが多いですがその分相場の変動が激しかったり入荷がなかったりすることもしばしば。一方フラワーエビは外国産のエビですので、基本的に冷凍状態で入荷してきます。クルマエビの状態が悪いときや相場が高いときなどには、フラワーエビを用いることもできるかもしれません。


フラワーエビとは2:日本に流通しているのはなんと天然のみ!

外国産のエビというと、よくご存じの人の中にはマングローブの中で養殖している、というイメージがあるかもしれません。ブラックタイガーエビなどはそんなイメージが強いですよね。しかし日本に輸入されているフラワーエビはなんとすべて天然。養殖ももしかしたら実施されているのかもしれませんが、豊洲市場に毎日足を運ぶめだか水産のスタッフでも養殖のフラワーエビは見たことがないとのことです。エビを専門に扱う仲卸の方にも聞いてみましたが、やはりフラワーエビは天然ばかりのようです。天然だから安全、養殖だから危険、というのはもう昔の話。昔は日本の各養殖地で劣悪な環境、また粗悪な餌で育てられたタイやブリなどの養殖魚が多かったせいで、養殖した水産物に対するよくないイメージが定着してしまったように思います。


養殖技術の向上により養殖でも美味しい!

今ではもちろんそんなことはありません。生産量が読めることや漁に出ないため天然ものに比べて天候の影響を受けにくい、ということで養殖については日々改良・改善が行えます。どこの海で漁獲されたかはっきりしない天然ものに比べるとむしろトレーサビリティのしっかりしている養殖もののほうが安心安全、という人が世界中で増えているというのも事実なのです。とはいってもまだまだ天然ものに対する畏敬の念、高級感のイメージが強いのが日本!たしかに魚では養殖ものよりも天然ものの旬の脂ののったもののほうが美味しいことが多いです。フラワーエビは天然のみですので、やはり他のエビと比較すると高級なエビといえます。その素晴らしい味と食感、天然であることが高級エビである理由といえるかもしれません。


フラワーエビとは3:都内の高級天ぷら店で認められる味と食感!

先述したとおりフラワーエビは都内の高級料理店や天ぷら屋さん、お寿司屋さん、高級中華料理屋さんなどでも使用されている高級エビです。その理由はといえば、やはりクルマエビのようなしっかりした食感とエビらしい味、甘みにあるといえます。エビのおいしさを表現するときに「プリプリ」という表現を使うことがありますが、高級なお寿司屋さんのエビを食べたときって、プリプリというよりはサクッ、ザクッとした食感のほうが近いと思いませんか?エビのプリプリ感は、むきえびでよく使用されている保水処理によるところが大きいです。加熱した際にエビが縮むことがないように、エビに保水処理をすることであのプリプリ食感が生まれるのです。めだか水産で販売している天然のフラワーエビは、頭をとって殻がついている「無頭」の状態です。この状態で販売されているエビは、余計な保水処理などは行っていません。まさに安心安全な高級エビということができるのです。めだか水産で販売しているフラワーエビはそのサイズによってエビフライやエビチリ、バーベキュー用、ボイルしてそのまま食べるのがおすすめなサイズなどに分けています。ぜひいろいろなサイズのエビを試してみてください!



フラワー海老おすすめのエビチリ料理写真

【豊洲のエビ専門仲卸『丸定』に聞いた!】

豊洲市場のエビ専門仲卸『丸定(まるさだ)』さんに、フラワーエビのことについて聞いてみました!丸定さんによると、フラワーエビは沖合の海で小さな船で漁獲されるものだそうです。漁獲後、近くの港で水揚げし、即座に冷凍ブロックに処理され日本に輸入されてくるそうです。近い仲間にはオーストタイガーやイリアンタイガーと呼ばれる種類があり、これらはエビの業界では「本タイガー」と呼ばれているそうです。なるほど、奥が深いものですね…。


寿司用のエビは色重視!用途によって種類を使い分け

エビにはたくさんの種類がありますが、エビをボイルして提供するお寿司屋さんのような飲食店の場合、ゆで上げ時の『色』を重視します。一方で天ぷら屋さんや洋食店さんのように衣で包んで提供する飲食店の場合、色はそこまで重要視される要素ではないとされています。天ぷらやエビフライなどの場合、大きなサイズのエビが必要になってきます。その時使用されるエビは天然のブラックタイガーエビなのですが、この天然のブラックタイガーエビは近年とても入荷が少なくなってきているそうです。養殖のブラックタイガーであれば安定した入荷は見込めるのですが、衣でエビを包んで加熱すると独特の養殖臭さが出やすくなってしまうそうなのです。


フラワーエビが天ぷら屋さんに評価される理由

そこで登場するのがこのフラワーエビ。しっかりした食感と申し分ない味で、今はその地位を築いているということでした。ちなみにお寿司屋さんで提供する際にボイルして使用するエビ、俗にすしエビと呼ばれるものはやっぱりブラックタイガー、またはメキシコエビという種類だそうです。ゆで上げて開いたときの発色が、この二種類は抜群に良いとのことでした。めだか水産のスタッフは、魚なら普段食べなれているので天然と養殖の違いや産地の違い、脂ののりの違いなどを感じとることができるのですが、さすが丸定さんはエビのプロ。エビについて知り尽くしていらっしゃいますね!


フラワーエビの重量、サイズについて

業務用の冷凍エビにはサイズの記載があります。めだか水産でも商品名にサイズを記入しておりますが、こちらは『1ポンド(約453g)あたり何尾のエビが入っているか』を表している表記になります。すなわち、「16-20サイズ」なら、1ポンドあたり16尾から20尾のエビが入っていることになります。また、業務用の冷凍エビは1箱に1.8kg入りですので(産地やエビの種類によって異なります)、約4ポンド入りとなります。よって、1箱に入っているエビは【16尾~20尾×4ポンド】ですので、16-20サイズのエビであれば64尾から80尾のエビが入っている計算となります。1尾およそ112グラムから22.5グラムから28グラム程度のサイズということですね。


めだか水産オリジナル!エビのサイズ比較表

サイズを表す数字が大きくなるほど、エビのサイズは小さくなるというのはなんともわかりにくいですが、業務用ですのでわかりやすさをあまり気にしていないのでしょうか。ご家庭で使用するには大きさの目安がわからないと思いましたので、めだか水産特製のエビのサイズ比較表を作ってみましたの。ぜひご覧ください!また、それぞれどのお料理に合うサイズなのかも記載させていただきました。あくまでも目安ですが、ご参考としていただければと思います。


※下記サイズはすべて無頭のフラワーエビでのサイズ比較となります。エビの種類や商品によっては下記のサイズと異なる場合がありますのでご注意ください。また、あくまでも目安のサイズですので個体やエビの種類によってはばらつきが大きかったりする場合があります。


【8-12サイズ】超特大サイズ
オススメの使い方:大きさを活かしてバーベキューや特大天ぷら、特大エビフライ、塩焼き
【13-15サイズ】特大サイズ
オススメの使い方:天ぷら、エビフライ、塩焼き、バーベキューなど
【16-20サイズ】大サイズ
オススメの使い方:天ぷら、エビフライ、大き目のエビチリやエビマヨ、パエリアの具材など
【21-25サイズ】大~中サイズ
オススメの使い方:エビチリやエビマヨ、唐揚げ、炒め物、パエリアの具材など
【26-30サイズ】中サイズ
オススメの使い方:エビチリやエビマヨ、唐揚げ、炒め物
【31-40サイズ】中小サイズ
オススメの使い方:エビチリやエビマヨ、炒め物など
【61-70サイズ】小サイズ
オススメの使い方:エビチリやチャーハンの具材、ピザのトッピング、など


※こちらのオススメの使い方はあくまでも目安です。フラワーエビはどんなお料理にもとっても良く合うおいしいエビですので、皆様の好きな使い方をお試しいただければと思います。

めだか水産で販売しているフラワーエビは再冷凍可能です!

めだか水産では、皆様が普段なかなか買うことができない業務用サイズのフラワーエビを販売しています。ちょっと量は多くなってしまいますが、それによって皆様により安い価格で販売することができるのです。業務用サイズを買うとどうしても使いきれず余ってしまうことがありますよね。そんな場合でも大丈夫。めだか水産で販売しているフラワーエビは再冷凍することができるのです。しかも、その方法はYoutubeで動画でご紹介しています!是非、Youtubeをご覧くださいませ。フラワーエビの下処理の方法も動画でご紹介していますよ!



えびの下ごしらえ、下処理の動画はこちら→https://youtu.be/nIgugdG-
購入したえびの再冷凍の動画はこちら→https://youtu.be/qM8U2lidlcs
毎日更新、癒されるめだかビオトープ動画はこちら→https://youtu.be/spnd5lAZukU

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